「早い、安い、うまい」がなぜ実現できるのか?


ビジネスには必ず競争相手がいます。

競争相手に勝つには、差別化が必要です。

差別化には色々ありますが、主なものには、「品質」「納品スピード」「価格」などがあります。

たとえば、他社よりも、「安く」て「高品質」であれば、買いやすくなるわけです。

具体的には、使っているプリンタのインクが、今のよりも「品質がよく」さらに、「安くで手に入る」のであれば、スイッチしてもいいと思うわけです。

そして、吉野家は、この「品質」「納品スピード」「価格」において、他店よりも圧倒しています。

なぜ、吉野家は「早い、安い、うまい」が実現できるのでしょうか?

通常、おいしいものや高品質のものを提供しようと思えば、コストがかかり、高く売らなければならないと思いがちです。

たとえば、美容室で、良いデザインで良い美容師にカットしてもらおうと思えば、それなりの価格と、それなりのカット時間が必要になりますよね。

しかし、吉野家の牛丼は、安いのにうまい。しかも、納品スピードも早いのです。

こうなると、他社はなかなか太刀打ちできなくなります。

あなたがもし起業しようと思った場合、今ある他社製品より安くて、さらに、高品質で、短納期で収めることができれば、それは大きなチャンスになりえます。

では、どうやって吉野家はそれを実現できているのでしょうか?

それは、「メニューの絞込み」です。

単一メニューに絞り込むことによって、そのメニューに関しては誰よりもうまいものが作れるようになります。しかも、早く、安く。

なぜなら、同じことを繰り返すからです。

たとえば、牛丼、ラーメン、カレーライス、オムライスなどと、複数のメニューを作っている人と、牛丼だけをひたすら毎日作っている人とでは、どのような違いが出るでしょうか?

牛丼だけを毎日毎日作っている人の方が、牛丼を作ることに関しては当然上達していくわけです。

しかも、うまいだけでなく、より早く作れるようになるでしょう。

そうして、吉野家は、「早い、安い、うまい」を実現し、他社を圧倒したのです。

この考え方は、どのようなビジネスにも応用できます。

たとえば、1000円カットのQBハウスも同様です。

「カットのみ」に絞り込んだからこそ、「早い、やすい、うまい(上手い)」が実現でき、これだけ繁盛しているわけです。

「絞込み」は大きな飛躍の考え方の重要な要素です。


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